周天法には小周天と大周天とがあります。
昔からこれらの言葉を私は聞いたことがありましたが、今ほど情報が出ていなかったので、いったい何のことはさっぱりわかりませんでした。
この技を習得することが、身体と宇宙のエネルギーを一体化させるという意味することを何年も気功の修業をすることで理解するようになりました。
私のHPでは、周天法の実際のやり方も動画で販売しています。
動きは確かに誰でも真似が可能な単純な動きです。
しかし、ラジオ体操のようにただ動きをマネするだけでは効果がなかなか出ないのか気功術の難しいところです。
気功は氣というエネルギーの感覚を認識できればできるほど、効果が高まるため、ただの運動ととらえて動いているだけではなかなか効果が上がらないからです。
また、気功術とは量子力学的に考えると、人間を構成している量子そのものの振動数を変化させてゆく方法だと感じています。
つまり、その振動数を強振させる必要があるために、一定レベルの量子の振動数を持った人と一緒に行うと上達が早いということです。
ですから、初めのうちはなかなかその効果を実感できないというデメリットがあります。
周天法とは、基本的には気を全身に回してゆく方法です。小周天は体の中の特定の経絡に気の回転のサイクルを作ることです
初めは手のひらや、指を使って気の動きを使いながら気を意識するようにします。初めはわかりにくいのですが、続けているうちにだんだん気が流れる感覚を感じるようになってきて、効果も感じるようになりますし、自分がどんなエネルギーを失ってしまっているかもよくわかるようになってきます。
実は私も気功を始めたころは、先生からは「ほら、良くなってきているよね!」、「体温かいよね!」といわれていたのですが、よくわからなかったのが正直なところです。
おそらく私の場合は、身体が悪くなりすぎていて、初めのうちは気の流れが十分によくなるほど回復しなかったのではないかと今振り返って思います。
ただ、私が開催している気功教室に参加される人は、初めての方でも十方をやっただけで「汗が出てきます!」とおっしゃる方がほとんどで私はホントかな?とむしろ疑っていますが、今は自分が感じでいるので、きっと同じ感覚なんだなと思っています。
私の場合は、体調が相当悪かったので、「少しずつ体が元気になってきた」とか「周りの環境の影響を受けにくくなってきた」といった変化を少しづく感じられるようになってきました。
「小周天」を回せるようになると次は「大周天」を回すことを目指すようになるのですが、「小周天」が回せるようになると、敢えて動作をしなくても自然に「小周天」が回るようになるので、寝ている間に体が回復するようになります。
最終的には、疲れやすかったり、体調がおかしい場合も、気が巡っていることで治りやすくなってくるわけです。
つまり、気功は自己治癒を死ぬまで高められる最高の方法なのです。