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葛の効用

皆さんは葛根湯を言う漢方薬を御存じでしょうか?

葛根湯には、葛根、桂皮、生姜、麻黄、大棗、芍薬、甘草が入っています。

しかし、実際は葛根や、生姜だけでもかなりの効果を期待できます。

葛は実際は葛根と同じ効果が期待できるので、葛湯に黒糖や生姜を入れて飲むだけで、葛根湯に近い効果を得ることが可能です。

 

水に良く葛を解いてから火にかけ、そこに黒糖を入れれば、ピリリと辛味のある生姜葛湯の出来上がりです。

 

この生姜葛湯を作って飲んだ感想ですが、少し痛かったのどの痛みはたちまち消え、葛湯の臭いで鼻が通ってきます。
顆粒の漢方を飲むよりよっぽど効果があります。

漢方薬高いですよね!そんなの飲まないで生姜黒糖葛湯を飲んでいれば、軽い風邪はすぐによくなりますよ。

ちなみに葛は150gで1,000円ぐらい、黒糖も500gで500円、葛は5g、黒糖は9g、生姜は1/4欠けほど使えば完成です。一杯当たり33+9+25=67円ぐらいで作れます。

ちなみにツムラの漢方は1包60円ぐらいですから、効果を考えればはるかに自作の生姜葛湯に軍配が上がります。

 

生薬(生の材料を使った漢方のこと)をに出して出る効果は、顆粒の漢方とは全く効果が異なります。

正直効果はあるけどよくわからない程度の効果しか期待できないと私は思います。

 

それは味やにおいが全くないから、半分の効果も期待できないわけです。
人間は五感を刺激されることでも体が治ってくるようにできているからです。