「心身二元論」という言葉を皆さんは聞いたことはありますでしょうか?
古代の哲学者であるアリストテレス、プラトン、そして近代の哲学者としてデカルトは、いずれも人間というものを分析した結果「肉体」という物質的な存在と「魂、精神、意識、霊性」といった目には見えないエネルギー体としての2つの存在があるという考えに行きつきました。これを「心身二元論」と言います。
彼らはこれらの要素のうち一義的(主たるもの)はあくまでも「魂、精神、意識、霊性」であり、この目には見えないエネルギー的要素こそが二義的である「物理的存在」の上に存在し物理的な存在に影響を与えていると考えました。
現代の医療の主体は、その二元論で表すと物質的存在にしかアプローチの対象を置いていない治療技術ではないかと思われます。
心身二元論も元々は西洋から始まった考え方であるので、現代西洋医学はむしろ物質主義医療と呼んだ方が正しいのかもしれません。
そして「精神疾患」や「原因不明の難病」、「根本原因を排除できない疾患」など物質主義医療である現代西洋医学では解決できなくなってきています。
これからの時代は、二元論で論じられているもう一つの存在、すなわち「精神や霊性、そして意識といった、目には見えないエネルギー体としての人間の要素」をどのように扱い治療するかを考えてゆく時代になってきているといえます。
東洋思想による東洋医学、そして特に「気功法」とは一見物理的に何をしているかわかりにくく、物質主義的治療の考え方においては受け入れがたいものでした。
しかし、この「気功法」の中の「医療気功」では人間の体を流れるエネルギーの流れを科学的に分析し、症状の原因である損傷した経絡にエネルギーを流すことで、結果的に肉体を改善する影響を与えるという方法なのです。
またこれらの技術は現代の物質主義的治療技術が生まれる遥か4,000年以上も前から実践され、その気の遠くなるような期間、効果と実績を確かめられてきた素晴らしい方法なのです。
実際に現代医療では治すことのできない症状が「医療気功」によって解決されたという現象は多く、私自身も患者さんにその効果のすばらしさをたくさんの方から聞くことができたのです。
「医療気功法」の素晴らしいところは、「お金を全くかけることなく」、「たった半畳のスペース」で実践できる「内気功法」があることです。この方法であらゆる種類の病気を克服できるのです。
現代医療で治療が難しい体調不良に医療気功(内気功)を取り入れ、その効果をぜひ実感していただきたいと思います。
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